商品の詳細
本品は、長さ24.5㍉の大玉で、胎の両面には大きなアイをもつ、希少な天然石のアイ・ビーズで、胎やアイのカーネリアンの淡い橙色と幾重もの白い層が、華やかさを際立たせています。
「邪視」信仰のなかで、前2500年頃から縞模様の天然石からアイを切り出し成形したビーズが、神官により用いられてきました。前200年頃になると、天然石のアイを模し、大きなアイを施したガラス製ビーズが成形されました。
胎の片方(右側)には、濃い橙色で少し尖った大きなアイがあり、その下に白い層が、アイ・ビーズでいう、保護円盤として表れています。続いて、クリナ橙の層、薄い白の雲の様な帯が見え、孔のすぐ上には、幾重にも重なった白い層がくっきりと示されます(1,3,5枚め)。
反対側にも、中央に大きな橙のアイがあり、その中に薄い雲のような枠が浮かび、濃い橙のアイが現れています。大きな橙のアイの下には、幅2㍉ほどの白の保護円盤や、幾重にも重なる、橙と白の層が美しい紋様となっています(2,4,6枚)。
本品は、入手時に1800年頃までの天然石ビーズと説明されました。ガラスと異なり、天然石は、出土など関連情報がない時には、時期を特定できませんので、1800年以前と概略的に想定されています。ただし、穿孔は古い様式で、片側の孔径は約4㍉と他方より大きく、孔を覗きますと、双方穿孔を示す狭い部分と、丸く削った連続跡が見られます。
カーネリアンとアゲート(メノウ)の組成は同じで、縞模様があればメノウとされます。研究書History of Beadの付表では、前2300年前後頃に、橙色のメノウ製と大きなアイのビーズが記載されています。神官が着け易いように片側を平らにしたアイ・ビーズがあります。両面が丸いビーズを身に着けたかは不明です。
両面アイと多層ビーズの本品は、メソポタミア期のビーズと類似のアイを持ち、強力な護符として畏敬の念で伝世されてきました。大きなペンダント・トップとしていただければ、本物の護符として、活力や意欲を高めてくれると思われます。
サイズ:高さ 約25㍉ 幅 約21㍉…
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全く問題ございませんでした。また機会がございましたら宜しくお願い致します。
- uvq*****さん
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早い対応をしていただき最後まで気持ちよく取引出来ました。ありがとうございました。
- cxk*****さん
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迅速で丁寧なご対応ありがとうございます。
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包装もしっかりしていて対応も迅速で大変満足しています、また機会があれば是非お願いしたいと思います。
- tur*****さん
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